Q. スチレン系ポリマー(タックフィット)とウレタン系素材との違いは?
スチレン系ポリマーは、非常に柔らかい素材ですので畳などの目地にも食い込み易い特長があります。対して、ウレタンは堅い素材ですので、一般的には柔らかくする為に可塑剤を加えています。

可塑剤とは、ある材料に柔軟性を与えたり、加工をしやすくするために添加する物質のことです。可塑剤は主に、塩ビを中心としたプラスチックを軟らかくするために用いられ、その殆どが酸とアルコールから合成される化合物(一般にエステルといわれるもの)です。酸としては、フタル酸、トリメリット酸、アジピン酸などがあります。また、アルコールはオクタノール、ノナノール、高級混合アルコールなどが主なものです。


 Q. 可塑剤が加えられると、一般的にどの様なデメリットがありますか?
A. 素材の加水分解性が高まります。

加水分解とは、一般に化合物が水と反応して起こす分解反応です。特に、弱酸あるいは弱塩基の塩が水に溶け、生じた弱酸あるいは弱塩基のイオンが水と反応すること。
その他、エステルが水と反応して酸とアルコールを生じるなどの有機化合物の水による分解反応を云います。
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B. 油漏れの可能性や移行性が高まります。

可塑剤の分子が空気中へ揮発したり、水や油に溶け出たり、あるいは、他のプラスチック等へ移行してしまったりして、分子の間から外へ出てしまうといった可能性があります。(最近は低移行性の可塑剤もあります)


 Q. タックフィットは難燃性ですか?
タックフィットは、家庭での使用を対象としましたので難燃性ではありません。
(耐熱温度は約70度です)

当社は、永年に亘り工業用振動対策部材を製造しており、振動に関する技術を蓄積しておりますので、難燃性素材を検討される場合は、別の製品でご提案させて頂くことも可能です。


 Q. 機器のリブやゴム足に使用できますか?
本製品は、リブ上やゴム足等の凹凸部分を避けて平面に均一に貼付してください。


 Q. 「タックフィット」の色(黒)は色移りしますか?
本製品は、基本的に剥がした後の色残りはありませんが、適応重量を超えた使用や環境によってオイル漏れにより色移行する場合があります。


 Q. 「タックフィット」と他の耐震商品を併用しても大丈夫ですか?
地震は、震度や波形、震源からの距離、地盤等によって揺れ方が大きく異なります。大きな地震に対する転倒予防策としては、本製品に加えてスーパータックフィットなど他の耐震対策を併用されることをお勧めします。


 Q. 「タックフィット」を貼ると、貼る前に比べて揺れますか?
本製品を貼付すると、製品の柔軟性と自己粘着性に基づく転倒防止効果によって、貼付前より対象物の揺れを大きく感じる場合があります。


 Q. TF-100(100mm角)を半分に切ったら、耐荷重はどうなりますか?
理論上では半分になりますが、やや少な目の耐荷重と考えてください。
(目安は -10〜20%)


 Q. 畳に使用できますか?
タックフィットは非常に柔らかい素材ですので畳の目地にもある程度食い込みます。但し、畳での使用は、表記の荷重条件に当てはまりませんので、貼付数を増やすかスーパータックフィットなど他の耐震対策との併用をお勧めします。


 Q. 2段重ねの家具に使用できますか?
本製品は2段重ねの家具の連結部への使用はお勧めできません。


 Q. タックフィットで使用できない床材はありますか?
塩ビ製品(クッションフロア等)や絨毯、カーペットには使えません。プリント合板等塗装面が弱い素材は、剥がす時に塗装面を痛める場合があります。


 Q. スーパータックフィットで使用できない壁はありますか?
以下の表を参照してください。

壁材 適性
クロス(壁紙) ビニールクロス(凹凸が0.8mm以下)
ビニールクロス・凹凸の激しい壁
紙クロス・布クロス ×
化粧合板・合成樹脂合板
プリント合板
タイル・石
塗壁 土壁・珪藻土 ×
セメントモルタル・しっくい壁
吹き付け
○:使用できます ×:使用できません
△:事前に壁の強度を確認してください

繊維壁、布・タオル状の壁・京壁・ぬり壁など、表面の強度が弱い壁や、シリコンやフッ素などでコーティングされた家具類や壁面には使えません。まずは壁にガムテープなど強力な粘着テープを壁に貼り付けて試して下さい。


 Q. その他、注意することはありますか?
粘着力が強力ですので、剥がす時は、テープを剥がすように端から斜めにゆっくり剥がしてください。
カットするときは、ハサミを濡らすとカットし易くなります。







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