KGSの調達の考え方

目的

北川工業株式会社は、“環境方針”、“品質方針”を基本に、お客様から御満足いただける製品の開発、生産活動を進めてまいります。その一環として、お取引先様からの製品・部品・材料・副資材の購入に際しては、当社「KGS調達基準書」に基づき、環境保全活動及び品質保証活動に積極的なお取引先様から物品を調達していくことを目的とします。

適用範囲

弊社が調達する全ての製品・部品・原材料・副資材及びこれらの製造工程に適用します。

運用について

法遵守は当然のこととし、お客様要求について本基準の内容で了解が得られない場合には、個別にお客様の運用基準を適用する場合があります。
また、弊社への納入品に関してお取引先様の委託先、購入先についても本基準を適用した運用管理をお願いします。

用語の定義

1.お取引先様/お客様

弊社が物品を調達する先を「お取引先様」、弊社取扱い製品の販売先を「お客様」と表記します。

2.副資材

梱包材(箱、ポリ袋、緩衝材、テープ、ラベル、印刷インキ、接着剤等)や、製造工程で使用される薬剤(離型剤、溶剤、接着剤等)をいいます。

3.環境負荷物質

製品・材料等に含有される物質、またはそれらの製造時に使用される物質のうち、人体又は地球環境に著しい環境影響(側面)を持つとされる物質で、法規制、お客様の要求等に基づき弊社が指定して、廃止、削減の計画を策定し管理する物質をいいます。弊社は環境負荷物質を次の2つのランクに分けて管理します。

A使用禁止物質 製品 ・梱包等に含有してはならない物質
製造工程で使用してはならない物質
B使用管理物質 製品・梱包材等への含有及び製造工程での使用を回避することが望ましい物質。
製品においては、含有有無(含有する場合の含有量)を把握する。

これらの管理対象となる環境負荷物質は、

に示します。

4.含有

物質が意図的であるか否かを問わず、製品に添加、充填、混入、付着することをいいます。

5.不純物

意図されずに含まれてしまう化学物質で、天然素材中に含有、あるいは合成過程で生じるが、技術的に除去しきれない物質をいいます。本調達基準で許容濃度が指定された物質は、不純物であっても許容濃度を超えて含有してはならないこととします。

6.含有濃度(含有率)

構成部位(均質材料)毎に、含まれる指定物質の質量をその構成部位質量で割った値をいいます。

7.均質材料

機械的に別々に分離できない材料をいいます。 (機械的に分離とは、基本的には、材料が、ねじ外し、切断、粉砕、破砕、研磨、研削、はんだ除去などの機械的行為によって分離されること)均質材料の例:プラスチック、セラミック、ガラス、金属、合金、紙、ボード、インキ、めっき 等

8.エビデンス

指定物質の定性、定量分析結果のことをいいます。許容濃度が定められた物質のエビデンスは、これを確認するのに十分な定量分析精度を有している方法によって得られたデータであることとします。分析方法の詳細については、KGS調達基準付属書「環境負荷物質管理基準」を参照ください。

調査表
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