Fraunhofer IZM研究所との業務提携について

Fraunhofer IZM研究所との業務提携について

2004年9月22日
北川工業株式会社

北川工業株式会社はこのたび、世界的にも有名なドイツの公的研究所Fraunhoferの研究所IZM(マイクロエレクトロニクス信頼性研究所)と「DMFC用マイクロポンプ」及び「流体装置」に関する業務提携を結びました。

IZM研究所はドイツ・ミュンヘンにあり、Fraunhoferの中で半導体の微細加工の研究をしております。
その中で今回は「DMFC用マイクロポンプ」及び「流体装置」に関して北川工業株式会社と提携を結んだものです。

今回の業務提携により、北川工業株式会社は以下の業務を日本、中国、台湾の各地域にて仲介いたします。

1.IZMが持っている流体技術の開発研究…仲介
2.同上のライセンスビジネス…仲介
3.「DMFC燃料電池用マイクロポンプ関連製品」…販売

「DMFC燃料電池」に関しましては、近年その開発が注目されています。
その使用範囲はノートパソコン、デジタルカメラ、携帯電話へと広がると思われます。
これらの機器にはメタノールに強い材質を使い、電圧で水量を変更できる「ポンプ」が必要になります。サイズ的にも、ノートパソコン内で使える大きさが要求されます。
IZMの技術はこの要望にお応えできます。

北川工業株式会社は、このIZMの開発技術を広く「燃料電池」開発ユーザー様にご提案します。
北川工業株式会社はこれらの取り組みを通して、関連する流量計、センサー等の販売も強化し、2007年には1億円の売り上げを見込んでおります。

本件に関するご連絡先
 北川工業株式会社 営業部  TEL (03)3222-8431