KGS社員インタビュー

先行開発室 趙社員 2012年入社 (機械工程学部 工業設計学科 出身)

新規ビジネステーマの企画立案。
失敗を恐れずに今の自分でどう勝負するか。不足知識は大学で獲得!

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先行開発部では、新事業創出を目指した要素技術の調査や研究に取り組んでいます。
私は現在、普及が進むIoT機器やMan Machine Interface技術に必要なセンサ技術の調査や研究を進めています。

仕事を遂行する上で必要なメカトロニクス分野の知識を獲得するために、大学で研究生として指導を受けています。研究生としてのミッションは、センサ制御技術や機構設計の修得に加え、大学と共同開発を進めるセンサ入力装置についての論文投稿を目指しました。実務では、電子回路の勉強や回路シミュレータの操作などを修得しながら入力装置の試作に挑み、改良を続けています。

国際学会での発表は素晴らしい経験に

中でも、一番印象的だったことは、研究成果を投稿した論文が受理され、パリで行われた国際学会で論文発表ができたことです。国際的な学会への論文投稿や海外での発表は初めての経験で、本番ではとても緊張しましたが、様々な国の研究者の前で、自分の研究成果を英語で発表し、アピールすることができました。学会では世界中の研究者の研究成果の発表や質疑、議論を目の当たりにできて感動しました。
国際学会では先端技術の情報も収集できますが、世界の研究者や技術者がどんな手法で研究を進めているのか、その研究背景や応用のストーリー、試験構成、データ評価など、普段知ることができないことを知ることができたことはとても勉強になり、良い経験ができたと思います。今後も研究開発を継続し、国際会議などの場で自社の技術のアピールに貢献出来たらうれしく思います。機会があれば、またチャレンジしたいです。

全くのゼロからスタートした不安

実は最初は、全然自信がありませんでした。
電子回路の知識が全くなかった私は、センサ制御回路の作製を指示された際に、「絶対できない」と思いました。経験不足に不安を感じていたのです。しかし、私にとって「人生のチャンスかもしれない」「これを頑張れば、間違いなく自分の経験になる」と考え方をチェンジ。社外研修に参加し、電子回路の知識をゼロから半年間勉強しました。学べば学ぶほど次第に夢中になり、「難しい」から「面白い」に考えが変わり、自分のものにできる達成感を得ることができました。

考え方一つで、壁はチャンスに

絶対できないと思っていたたことを、精一杯努力し、目標を達成できた事は、人生の最高の体験となりました。誰でも未経験の分野は沢山あります。しかし、知らない分野に一歩を踏み出すことで、人生の「楽しい」ことの幅は広がると思います。最初は辛いかもしれませんが、誰でも、ゼロから少しずつ蓄積していくことはできます。
継続は力、時間は魔法、努力ははしご、思い切りやれば絶対できると思います。
考え方一つで、壁は存在しないのではないでしょうか。
今後も未経験の分野にどんどんチャレンジし、困難を乗り越えながら、スキルを身に付けて、キャリアアップしていきたいと思います。

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就職活動では、とにかく「様々な企業・業界を見る、様々な方の話を聞く」ことが大事です。 そして、自分自身を知るために、自己分析も大切です。目先の情報にとらわれず、まずはどんな20代を過ごしたいか描きながら会社を選択してください。
いつでもやる気は、人生の無限のエネルギーだと思います。おもいきり発揮してください。